コロナ対策 暑熱順化と筋肉とカーテンのお話
◆「暑熱順化(しょねつじゅんか)」ってご存知ですか?
簡単に言うと「暑さに慣れよう!」ということです。
暑い日にちょっと外に出たり運動をすることによって暑さに体を慣らしておきましょう。
人間の身体には体内の温度が上がった時、皮膚温の上昇や発汗で熱を放出しバランスをとるシステムがありますが、急に暑くなった時などすぐに上手く順応できません。そのため熱中症が多いのは8月よりも、梅雨の後、急に気温が高くなった頃なのです。
特に幼いお子さんやお年寄りは身体がうまく順応できないので、梅雨のうちに上手に汗をかける身体を作っておきましょう。水分の摂取は忘れないでくださいね!
すぐエアコンをつけない(←猛暑の時は別ですよ。)、入浴やサウナなど暑い場所で汗をかく、適度な運動をして汗をかく、などの方法がありますが、適度な運動にはもう1ついいことがあります。
コロナの自粛生活によって運動不足になっていませんか? 一日中ずっと座っているような生活をしていると身体の筋肉がどんどん減ってしまいますが、実は人間は筋肉に多く水分を蓄えているのです。すごい筋トレをする必要はないですが、身体を動かし筋肉を維持することを心がけましょう。
「アレー!」で運動をして汗をかく習慣を作ることはとてもよい熱中症対策になります!
「いい汗をかく」とよく言いますが、運動で習慣化した汗は本当にいい汗なんです。
久しぶりの運動の汗はベタベタしていて、大事なナトリウムも排出してしまう「よくない汗」だそうです。「暑熱順化」した身体だと汗腺の働きがよくなってナトリウムの流出を抑えたり、体液バランスをとってくれるそうですよ!
また、軽い運動だけでなく「こまめな水分摂取」も習慣にしましょう。
年齢が上がるにしたがってだんだん「のどの渇き」に鈍感になります。今年はマスクをつける習慣がついてますが、マスクをつけると更にのどの渇きを感じにくくなり脱水症状にも気づきにくくなります。なので習慣にするのが1番です。身近において、こまめに水分摂取しましょう。
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