アレー!今は昔。名店サザコーヒーとオープン前の打ち合わせその2
奥のステキな席に案内してもらいました。(実はどこのお席でもステキです。笑)
雨にしっとり濡れたお庭の美しいこと!
この写真に幽霊みたいに何か映ってますが、これはガラスにうつった私たち。私たちのテーブルは室内ですが、お天気がよければ外のテラス席でもコーヒーやお食事がいただけるそうです。
途中で拝見した大きなロッジ風?それとも、昔の蔵を改造した風?のお部屋もステキでした。
サザ風ホットパンソーセージ
~ソーセージパンとスープ・サラダのセット~ をいただきました。
コーヒー&ケーキは別注文です。
お食事も美味しかったのですが、注文したアメリカンコーヒーが大きいっ!!
そういえばアメリカンコーヒーはたいてい大きいカップだったような気がする。
だが、これは!!??
運んでくれた店員さんにニッコリしながら心の中では「うっそーーーー!」と叫んでいました。
店員さんが去った途端、代表のお母様と顔を寄せ合ってすごい勢いでヒソヒソヒソヒソしたことは言うまでもありません。
ケーキも大きいのでわかりにくいですが、これは普通の奥様では飲みきれないのではないだろうか・・・というとても贅沢なコーヒーでした。
ケーキはお店の入り口にあるショーケースにかわるがわる見に行って選びました。
どれもゴージャスで迷いました。(^^*)
いつもは沢山のお客様が順番待ちしているそうです。待つ間にちょっとお庭を拝見するのもステキでしょうね。
普段は深夜仕事で安コーヒーをガブ飲みの私。すっかり別の世界に行ってしまった時間でした。
「もう少し早い時期にきてたら地元のすっごい美味しいイチゴのケーキが食べられたのよ。」ともお聞きしました。茨城産の食材、笠間焼の食器、地元を愛してるお店なんですね。
サザコーヒーさんはもとは勝田宝塚劇場という映画館(園芸・演劇も上演された)だったそうです。1942年に東宝映画株式会社資本で建てられた北関東で最大の劇場で、第二次大戦の戦火も生き延び 戦後の経営は日立製作所の技師であった鈴木富治氏に引き継がれました。
戦後の映画黄金期にはおおいに市民に娯楽を提供したのですが、やがて映画業界は斜陽となり1969年に長男の誉志男氏が映画館内でコーヒー店を始め、次第にコーヒー事業が拡大、
家族経営で始まったコーヒー店が今では南米コロンビアに自社農場を持ち、2018年には丸の内KITTEにも支店を開き、
そして今日も茨城で世界最高と言えるコーヒーを淹れている喫茶店さんなのです!
(以上、ウィキペディアを頼りにまとめてみました。)
茨城に北関東最大の劇場が作られたのは当時の日立製作所の力があったから、東宝から経営を引き継いだのも日立製作所の鈴木氏、製作所の歴史は日立鉱山に遡るわけで、常に理想のコーヒーを追求するサザコーヒーの背景に茨城の日立の歴史が垣間見えて感銘を受けました。
と、一瞬トリップして次はほぼ完成した「アレー!」に向かいます。
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